浜松市史 五
第二章 高度経済成長と市民の生活
第八節 医療・厚生
第五項 医療行政と看護教育
看護婦養成施設の設立
[看護婦養成施設の設立]
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昭和三十九年一月十七日付『静岡新聞』には、県立
看護婦養成
学校が三十九年度事業で開校されることが報道されている。
看護婦
不足の現状は、浜松市の場合「病院十三カ所(二、一六四床)の必要とする
看護婦
数は五百四十一人に対し現在数が四百七十三人、
診療所
百七十三カ所(五百三十四床)も百三十四人を必要なのに現在員は百十人と双方で不足する
看護婦
の数は九十二人」と記している。その上で離職者も想定されるので「七、八十人は不足」としている。