浜松市史 四
第三章 発展への基礎づくり
第九節 文学・文化
第一項 本格的な文芸界
詩
[詩]
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【『巣』 『詩旗』】
昭和二十七、八年ごろには、詩誌が次々に発行されている。『巣』(昭和二十七年二月)は、
岡本廣司
(
国鉄浜松工場
)、
浦和淳
(銀行員、本名=
小池誠二
)が中心。浦和は第二章で『詩旗』取り上げた『
詩火
』誌上でも活躍している。この雑誌は短期間で終わったらしい。『詩旗』(後述、昭和二十七年十月創刊)は、前記
岡本
や
平山喜好
(第二章に既出)ら
国鉄浜松工場
関係者によって創刊されたもので、本格的な詩誌として長く続いた。