浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第六節 生活と習俗
講
大峰講
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大峰講
大峰講
は大和大峰(奈良県吉野郡)を信仰する講で、
都田村
では年三回(四、七、十月)に講が催され、宿は講中輪番で行なう。当夜青竹に御幣をかけたものを持って、先頭の者が法螺(ほら)貝を吹き鳴らし、
都田川
にこの御幣を立て、みそぎする。宿へ帰って神前で一同掛軸を拝し、終って精進料理で会食する(
富田準作
『
都田村
郷土誌』)。