浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第五節 庶民の教養・娯楽
三 和算
初期の和算
算盤
584 ~ 584 / 686ページ
元和年間(一六一五-一六二三)以後東海道の
宿駅
は整備され、また寛永十二年(一六三五)参勤交代が始まるにつれ各宿場は賑わい、しだいに商家や
旅籠屋
では計算に便利なそろばんが用いられ、それにつれて簡単な算術も普及した。