浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第五節 庶民の教養・娯楽
二 建築・絵画・書道
画会
松湖
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藤田松湖
は通称三千郎、
宇布見
の人、大久保(当市大久保町)の
代官
所につとめるかたわら絵を
半香
に学んだ。
椿山
(ちんざん)と親しく交わり気品の高い作品を残し、「山水の図」などがある。俳人藤田盟鷗の曾孫にあたり、子の清も葉山と号して絵をよくした。
また
井上氏
の奥絵師に
諸星順平
、その子
諸星成章
がある。
藤田松湖
筆山水の図(浜松市松小
池町
岡本
幸太郎氏蔵)