浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第五節 庶民の教養・娯楽
二 建築・絵画・書道
画会
生海
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中村
生海
(一八三五-一九〇三)は
宇布見
に生まれ、字を碧、通称房次郎、はじめ碧水と号した。嘉永四年(一八五一)ごろ師
顕斎
に伴われて各地を巡歴、また安政元年にも
気賀
・吉田などを、さらに翌二年八月、
如璋
もともに
新居
・岡崎・刈谷を巡り、つねに
顕斎
のかたわらにあって教えをうけた(『郷土諸家遺墨展覧会目録』『駿遠書画名鑑』)。