浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第五節 庶民の教養・娯楽
一 俳諧
俳諧の庶民化
閑里江戸行
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閑里
が天保元年ごろ江戸に移った後も、
志都呂
の閑蟻・可来、大久保の
雪斎
、神ヶ谷の閑耕、
白洲
の時習ら門人達は各地で句会を開いている。【春興作成 俳額奉納】
白洲
では時習を中心に春興(しゅんきょう)(
俳諧
や俳画を印刷した一枚刷)を作り、神ケ谷では天保二年二月、閑耕の主催で俳額を
賀久留神社
へ奉納している。