浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第四節 教育の普及
私塾と寺子屋
地蔵院貫志
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また天保年間(一八三〇-一八四三)には
竜禅寺
塔頭(たっちゅう)
地蔵院
(当市
龍禅寺
町)の貫志和尚があり、
書道
の達人として知られている。この
寺子屋
には
金原明善
が七歳ごろから数年間、
安間村
(当市
安間町
)の自宅から約六キロの道を通って勉学にいそしんだという(
金原治山治水財団
編『
金原明善
』)。