浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第二節 国学
内山真竜とその周辺
小国重年
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門人
小国重年
は遠江
一宮
(
周智郡
森町
)朱印五百九十石の
小国神社
の神官で、その著『
長歌詞の珠衣
』三巻は、長歌対句構成から歌格を研究し、万葉歌人の歌風研究に先鞭をつけたもので、
石塚竜麿
の上代仮名音韻研究に比すべきものである。