浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第二節 国学
浜松の和歌会
杉浦浜純
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杉浦浜純
(はまずみ) 浜純は本名を朋理(ともあきら)といい、国頭の長男で、宝永七年(一七一〇)に生まれ、享保八年十四歳のころから和歌会に出席した。同十三年には京都にのぼり、春満に入門、同十八年五月荷田家の歌会に出席した。同年十一月没、享年二十四。遺著に『
神代聞書
』『
神代巻劄記
(さっき)』『
日本紀歌劄記
』などがある(
内田旭
『
杉浦国頭
の生涯』)。