浜松市史 ニ
第七章 文化の興隆
第一節 寺院と神社
浜松の神社
金山社
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金山社
(当市栄町)
鍛冶職
が
守護
神。社伝によると、
浜松城
建設にあたり城内へ創立されたが、寛永年間
五社明神
造営のおり
清水谷
(しみずだに)(当市中山町)で金銀鋼鉄の鋳造をすることになったので、この地へ遷座したのだという(前述)。鍛冶頭の村石九郎右衛門は、家康に供奉して浜松に来たり、はじめ城内
三の丸
に住んだが、浜松
町割
のとき同業二十九軒とともに
鍛冶町
へ割地をうけ居住するようになった、と伝えている。