浜松市史 ニ
第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
第四節 産業経済の発展
農民と水
都田川流域
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【
下都田村
】
都田川
流域では安政四年(一八五七)に
下都田村
と川下の
祝田
・
上刑部
・中
刑部
・下
刑部
の四か村の間で、やはり河水の分配について論争がおきている。
以上はほんのわずかな例にすぎないが、灌漑
用水
はもともと水田耕作の死命を制するものであったから、大なり小なりに枚挙にいとまがないほど惹起したことと思われる。