浜松市史 ニ
第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
第三節 町や村の生活
町屋の発達
本町人と御役六町
223 ~ 223 / 686ページ
宝暦九年に、浜松の総家数千六百九十八軒のうち
本役
総家数は六百八十九戸で総家数に対する比は四一%である。この
本役
総家数のうち
御役六町
の
本役
家数は二百五十七軒で
本役
総家数の三七%を占めている。また
御役六町
の総家数五百十九軒に対し、この二百五十七軒はじつに五〇%にあたっている。【
庄屋
】
庄屋
についても同様で
庄屋
総数三十六名のうち
御役六町
の
庄屋
数は十五名で総数の四二%の多きに達している。これをみても中央部の
御役六町
にいかに多くの
本町人
が集中していたかを知ることができる。