浜松市史 ニ
第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
第二節 交通の発達
掛塚湊
入野川の水運
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また水上輸送には、
佐鳴湖
(
佐鳴池
または
佐鳴浦
)から
浜名湖
に注ぐ
入野川
を利用することもあった。幕末のころ浜松藩では
浜名湖
からこの川をさかのぼり関西米を
入野村
土橋(どばし)に陸上げし、これを
早馬
(はやうま)の酒造所に輸送している(『林文書』)。