浜松市史 ニ
第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
第二節 交通の発達
浜松宿の規模
一大宿場町を形成
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浜松宿
の根幹をなすのは、東海道に沿う表筋町十一か町であった。
元禄十六年(一七〇二)二月、
浜松町奉行
羽山勘左衛門
・
本間六右衛門
が、
浜松城
主
本庄資俊
に差しだした上申書によると、「浜松通筋町数拾壱丁、家数六百四拾六軒、人数四千三百三十六人、右拾壱丁分也、右之内、五軒
本陣
、七拾三軒
伝馬町
はたこや、弐拾弐軒
旅籠町
はたこや、弐拾弐軒田町はたこや、十八軒
塩町
はたこや、十六軒
連尺町
はたこや、はたこや〆百五十一軒」とあり、一大宿場町を形成していた(『
旅籠町平右衛門記録
』)。