浜松市史 ニ
第四章 浜松藩の確立
第二節 検地および新田開発と近世村落
新田開発
新田の高入
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浜松地方で開発された新田を領主が石高に算入する(高ニ入ルという)事例として早い時期のものに、元和(げんな)三年(一六一七)浜松藩主
水野重仲
の知行目録と元和五年
天竜川
西の
天領
があるので、これをつぎに表示しよう。なお、これよりさき慶長十五年の
水野重仲
知行目録にただ一つの例として「屋くし新田」高六十六石余とみえている。
飯田
新田切起
手形
(浜松市龍光町 伊藤真一氏蔵)