浜松市史 ニ
第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
第七節 武田勝頼との戦い
高天神城の回復
家康の遠江経営成る
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家康は永禄十二年(一五六九)十二月に遠江に進入して、
今川氏
の旧勢力を追いはらったけれども、新しく
武田信玄
・勝頼父子の侵入にあい、これと争うこと前後十四年のながい間にわたって、ようやく遠州全土の経営が成ったのである。