浜松市史 ニ
第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
第七節 武田勝頼との戦い
遠江高天神城の失陥
犬居城攻撃
34 ~ 34 / 686ページ
天正二年四月家康は、浜松から北上して
犬居
(いぬい)城に
天野景貫
を攻めた。
二俣城
と
武田氏
との連絡をたつためであろう。
大須賀康高
・
本多忠勝
・
榊原康政
は「遠州衆」をひきいており、中でも康高は
横須賀
衆を引率し後殿(しんがり)をつとめた。