目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第三節 今川氏
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今川氏親
氏親府中に帰城
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しかし氏親は丸子に寓居しており(『
宇津山記
』)、
文明
十年(一四七八)十月には、上総介になっている(『
親元日記
別録』中)。そして
範満
が殺されると
府中
城(静岡市)に帰った。翌十一年十二月二十一日足利義政は、今川竜王丸に家督相続を認証した(『
今川家古文章写
』)。明応三年(一四九四)九月氏親は、
杉山
某に所領を給与した(『
杉山文書
』『
宇津山記
』『
宗長手記
』『
寛政重修諸家譜
』)。帰城したのは、このころであろう。