目次
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中世編
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第四章 室町時代
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第四節 社会と経済
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土一揆と徳政一揆
一揆と土倉
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一揆
の目標にされて大損害をうけた
土倉
は、すぐにたち直っている。
土倉
はもうだれにも必要な存在であった。しかも嘉吉の
一揆
のあとには、利息をあげ毎月払とし、三か月で流質(
ながれ
じち)にすることにしたが、それでも利用者はたえない。また
徳政一揆
がおこるという悪循環をくりかえした。
嘉吉三年にまた
徳政一揆
があり、そののち毎年といってもよいほど土民
一揆
がおこった。