目次
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中世編
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第四章 室町時代
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第二節 室町将軍と遠江守護
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遠江守護
今川勢力の遠江後退 今川泰範
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応永六年十二月十三日以後に
遠江守護
職は、泰範に与えられる(「
天野文書
」『
遠江国風土記伝
』所収)。翌七年正月、泰範は駿河(了俊の半国もあわせて)・遠江の
守護
をかねる。両国とも国務(国守)と
守護
職をかねている(『
古証文
』)。泰範は大内氏の乱にめざましい働きをし、先陣の勝間田
遠江守
一族と
奈古屋三郎
は討死した(『
応永記
』『
今川家譜
』)。