目次
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中世編
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第二章 鎌倉時代
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第五節 社会と経済
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都市
引馬宿は浜松市の原型
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【
伝馬町
連尺町
】
宿駅
関係の都市は、街路にそい、長方形に展開する。当市の発展の原型は
引馬宿
であり、宿内の
伝馬町
には、
伝馬
問屋
もおかれた交通の要地だった。連尺(れんじゃく)(物をせおう道具)町は商人の住んだ町である。なお
二俣
街道の両側には「
市場
」という町名も残っている。【浜松】『
十六夜日記
』には、
引馬
に着いたことを述べて
「おほかたの名は、はま松とそいひし」とある。