目次
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中世編
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第二章 鎌倉時代
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第五節 社会と経済
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荘園
笠井荘
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【
楞厳寺
春日神社】
笠井荘
市内
笠井町
にあたる。永正(えいしょう)十一年(一五一四)三月
今川氏親
の将が
井伊谷
を攻撃したとき、
笠井荘
楞厳(りょうごん)寺(
曹洞宗
・いま廃寺)に陣したとある(『
重編応仁記
』)。
笠井町
笠井
字若林に元郷社春日神社があり、万寿二年(一〇二五)再建の棟札があると伝えている。このほか
笠井町
には、春日神社が二社ある。
笠井荘
の
鎮守
としてまつられた神社であり、
藤原氏
の
荘園
であったろう。