目次
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中世編
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第二章 鎌倉時代
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第一節 鎌倉幕府の成立
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守護と地頭
遠江の国務と検断
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建久六年七月、頼朝は鎌倉に帰る途中の
橋本駅
で遠江国の
在庁官人
と
守護
の部下らを招集し、前
守護
兼国守
安田義定
を罷免した善後処置として、国務(こくむ)(国衙の行政)と検断(
守護
の警察権)について指示を与えた。