目次
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古代編
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第二章 古墳時代
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第二節 国家統一期の浜松地方
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遠江地方の前期古墳
経塚古墳
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磐田市
連城寺・
経塚古墳
この
古墳
は東海
道本
線の工事中に発見され、その完成とともに消滅したので詳しいことは知られていないが、小形の前方後円墳だったらしい。朱と大刀片、それに立派な鏡が、近くの連城寺に保存されている。内部主体は礫槨とも粘土槨ともまた直葬とも考えられてはっきりしない。
松林山古墳
の東側の丘陵の先端にあってやはり
太田川
流域を望む場所にある(『
静岡県史
』第一巻)。